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肩ボトックス(肩こりボトックス&美肩ボトックス)について

東京麻酔科クリニックでは、肩こりの改善と美しい肩のライン形成を目指したボトックス治療を提供しています。名古屋麻酔科クリニックで培った15年以上の経験をもとに、エコーガイドを用いた精密な注射技術で、安全かつ効果的な治療を実施しています。重度の肩こりでお悩みの患者様から、美容目的の患者様まで、幅広いニーズにお応えします。

 

肩こりボトックスとは?

肩こりボトックスは、A型ボツリヌス毒素を用いて首や肩の筋肉に注射し、筋肉の緊張を緩和して肩こりや痛みを軽減する治療法です。従来の治療法であるトリガーポイント注射や筋膜リリースは、短期間の効果が主で、持続性が問題でしたが、ボトックス注射は数日後から効果が現れ始め、1〜2週間でピークに達します。その効果は3〜4か月間持続するため、長期的な改善を期待できます。また、肩こりの原因筋は深部に位置することが多く、エコーガイド下で精密に注射することで、的確に患部へ薬剤を届けることが可能です。安全性も高く、日常生活に支障をきたすほどの副作用はほとんど報告されていません。慢性的な肩こりに悩む方にとって、有力な選択肢の一つとなります。

当院の肩こりボトックスの特徴

当院の肩こりボトックス治療は、エコーガイドを活用した精密な診断と治療が特徴です。首や肩のこりのある部位をエコーで観察することで、筋膜の肥厚や血管の新生・拡張、筋肉の線維化などを確認し、こりや痛みの原因となる部位を特定します。これにより、患者様が自覚する痛みの部位に対して、どの筋肉や筋膜に負担がかかっているのかを詳細に把握することが可能です。

そのうえで、エコーガイド下で負担のかかっている筋肉の中心部分(筋腹)にピンポイントでボトックスを注入します。この方法により、ボトックスの拡散を抑え、副作用のリスクを最小限にしながら、効果を高めることができます。エコーを使用せずに行う従来の治療法では、注射の精度に限界があり、大血管や神経などに誤って触れてしまうリスクが高まります。当院ではエコーガイドを駆使して、より安全で効果的な治療を提供しています。

また、名古屋麻酔科クリニックでは当医師のもとに、愛知県内はもとより近隣の脳神経内科などからも、重度の首肩こり患者さんをボトックス治療目的でよく紹介を受けてきました。こうした経験に基づく高度な技術を生かし、当院では一人ひとりの患者様に合わせたオーダーメイドの治療を提供し、肩こりや首こりによる生活の質の向上をサポートします。

豊富な治療実績

名古屋麻酔科クリニックでは、愛知県内および近隣県の医療機関(神経内科など)から重度の肩こり患者様のボトックス治療依頼を多数受けてきました。肩甲挙筋をはじめ、板状筋、半棘筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、僧帽筋、菱形筋など、様々な筋肉に対してボトックスを注入し、症状の改善を図ってきました。長年の経験に基づいた治療技術と、安全性への徹底した配慮が、当院の強みです。

 

エコーガイドを使用した精密な注射

肩こりの原因となる筋肉は深部に位置することが多いため、ブラインド(ガイドなし)の注射では、適切な筋肉に正確に注入することが難しく、誤注射による合併症のリスクが高まります。当院ではエコーガイドを使用して筋肉の位置を正確に確認しながら注射を行うことで、効果的かつ安全な治療を実現しています。特に、肩甲挙筋などの深部の筋肉に対する注射では、エコーガイドが不可欠です。

美肩ボトックスとは?

美肩ボトックスは、肩こりの改善と同時に、肩のラインを整える美容効果を追求する治療です。

肩の筋肉の盛り上がりを気にされている方へ(実は筋肉ではなく骨が原因!?)

肩のトップに位置する僧帽筋は、20代女性で平均8mm程度の厚さしかなく、ボトックスを注入しても筋肉の盛り上がりを解消する効果は限定的です。筋肉が盛り上がっているように見える多くの場合、肋骨の位置が関係しています。20代女性では肋骨が皮膚から2cmほどの深さにありますが、個人差があり1cmほどまで突き上がっている方もいます。このため、実際には筋肉の厚さがあまり影響していないことが多いのです。

ただし、肋骨が原因であっても美肩を諦める必要はありません。肩甲挙筋の緊張を和らげることで、肩のラインを下げ、きれいに見せることが期待できます。肩甲挙筋は肩甲骨の内側上部から首に付着し、肩甲骨を引き上げる役割を担っているため、肩こりが強いなど緊張が強いと肩全体が上がったように見えることがあります。適切にボトックスを注入することで、肩甲挙筋を緩め、肩が自然に下がって美しい肩のラインを形成します。

胸鎖乳突筋へのアプローチ

胸鎖乳突筋が発達していると、首が太く短く見えることがあります。この筋肉にボトックスを適切に注入することで、筋肉が細くなり、首がすっきりと見えるようになります。

肩こりボトックスと美肩ボトックスの違いについて

美肩ボトックスと肩こりボトックスには、治療の目的やアプローチにおいて明確な違いがあります。一般的に美容クリニックでは、見た目を重視した美肩ボトックスが主流で、主に僧帽筋に対して注射を行います。大量のボトックスを使用することもありますが、単にたくさん注入すれば効果が上がるわけではありません。筋肉の適切な部位と量に配慮しないと、首を動かした際の痛みや腕が上がりにくくなるといった副作用が出るリスクが増してしまいます。

肩こりの改善を目的とする場合は、ボトックスの注入部位が重要です。肩こりの原因となる筋肉、特に僧帽筋の奥にある肩甲挙筋への的確な注入が効果的です。この筋肉は深部に位置しており、エコーガイドを使用することで正確に注入することが求められます。また、肩甲挙筋に適切な量のボトックスを注入することで、緊張が和らぎ、肩がリラックスして下がる効果が期待でき、見た目の改善にもつながります。

当院では、美肩ボトックスと肩こりボトックスを分けて考え、それぞれの目的に応じた治療計画を立てています。美肩ボトックスにおいても、ただ僧帽筋の厚さを減らすだけでなく、肩甲挙筋の緊張を和らげることで、自然な肩のラインを実現し、同時に肩こりの軽減を図ります。特に僧帽筋の厚さは20代女性で平均8mmほどであり、それを薄くしたからといって劇的な見た目の変化が起こるわけではありませんが、肩こりの改善を通じて肩全体の印象を向上させることが可能です。

治療の安全性

肩ボトックス治療は、安全性の高い治療とされています。適切な注入量と正確な部位への注射が行われれば、大きなリスクはほとんどありません。注入後数日間重だるさが出現することもありますが、生活に支障の出るほどではなく1週間内にはなくなることがほとんどです。

名古屋麻酔科クリニックでの長年の経験に基づき、当院では以下のようなリスク管理を徹底しています。

精密なエコーガイド下の施術

ボトックス注射の際はエコーガイドを使用し、正確に筋肉内へ注入します。これにより、誤注射や合併症のリスクを最小限に抑えています。

個別対応の治療計画

患者様一人ひとりの筋肉の状態や症状に応じた最適な治療計画を立て、安全かつ効果的な治療を行います。

料金

50単位:40,000円(税別)(診察料、エコー検査代を含みます)

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